ピーエイ <4766>
20年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常損益は2100万円の赤字(前年同期は500万円の黒字)に転落し、従来の8000万円の黒字予想から一転赤字で着地。会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比12倍の1億4100万円に急拡大する計算になる。
キヤノン<7751>
主力輸出株としては異色の強さを発揮。同社は26日取引終了後、20年12月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の450億円から640億円(前期比63%減)に増額しており、これが素直に好感される形で買いを呼び込んだ。新型コロナウイルスの感染拡大は逆風ながら、テレワーク導入加速の動きを背景に在宅勤務に対応した家庭用プリンターの販売拡大などが収益に寄与する見込み。
<7608> SKジャパン
「鬼滅の刃」関連として人気化が続く。劇場版「鬼滅の刃」が空前の好スタートを切る中で、同社が手掛ける関連グッズの販売拡大が思惑視される展開となっている。先週初からの株価上昇率はすでに93%にまで達している。週末の観客動員動向などにも関心が向かっているもようだ。なお、関連銘柄の一角とされるジーンズメイトなども本日は強い動きとなっている。
医学生物学研究所 <4557>
21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比60.8%増の10.7億円に拡大した。併せて、通期の同利益を従来予想の15.5億円→18億円(前期は13.2億円)に16.1%上方修正し、増益率が16.9%増→35.7%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。